【この記事は、こんなあなたのために書いています】
・子どもがママじゃなきゃ寝ない状況を変えたい
・夫にも子どもの寝かしつけができるようになってほしい
・ひと通りの方法は試したので、裏の手的な方法を試してみたい
こんにちは!2022年生まれの長女を育てながら、双子男子妊娠中のママライター、れいです。
この記事をご覧になっているあなたは、子どもの寝かしつけがママである自分にしかできず、夫にも寝かしつけができるようになってほしい…とお悩みなのではないでしょうか。
寝かしつけって毎晩のことで時間もかかるし、地味にストレスですよね…
その間、夫は自由時間を謳歌していると思うと、さらにイライラしてしまったり。
我が家でも、長女が1歳になる前から、夜は私とでないと寝られない子になってしまいました。
ですが、「あること」をきっかけに、娘は夫と二人でも寝られるようになったのです。
この記事では、娘が夫と寝られるようになったきっかけと、その日を迎えるまでの準備について、我が家のケースをもとにご紹介していきます!
ここでご紹介する方法は、王道の寝かしつけ方法とは少し違います。
お子さんの性格や年齢によっては、うまくいかない場合もあるかと思います。
ですが、もしいろいろな手を試してみても無理だった…という方は、一度我が家の方法を読んでみてくださいね♪
目次
寝かしつけはママじゃなきゃだめ?!我が家の寝かしつけ事情
我が家では、長女が生まれてから生後9ヵ月ごろになるまで、昼も夜も基本的には抱っこで寝かしつけをしていました。
当時は夫が寝かしつけをすることもあり、寝室を歩き回ったりしながらもなんとか対応してくれていました。
しかし、生後10ヵ月ごろからは娘も重くなり長時間の抱っこがしんどくなってきたこと、またその時期に卒乳したことを機に、寝かしつけの方法も見直そう!ということで、抱っこではなくお布団の中で寝られることを目標に、ネントレを決行。
ネントレは、母である私が1週間かけて行いました。
最初は抱っこしつつも、完全に入眠する前にお布団にオン。
そこで泣いてしまったらしばらくは見守りつつ、どうしてもギャン泣きがおさまらない場合はもう一度抱っこし、また入眠する前にお布団へ…という繰り返しで進めていきました。
最初は長時間泣いていた娘も、1週間後には添い寝のみで寝られるようになり、抱っこによる寝かしつけの負担は激減!
…とここまではよかったのですが、娘の中で「寝ること=お母さんと添い寝」の認識が定着してしまった様子。
夫にも何度か同じ方法で挑戦してもらいましたが、毎回ギャン泣きされて玉砕…
本当は、私と同じように夫にも1週間程度かけてネントレしてもらうのがよかったのかもしれませんが、仕事のこともあり、まとまった日数を確保することができませんでした。
夫のチャレンジも徐々に減っていき、いつしか寝かしつけは私のみの担当に。
そんな生活を続けて1年がたち、娘が1歳7ヵ月のころ、私の双子妊娠が発覚。
双子の場合は、産前に「管理入院」と呼ばれる入院期間がほぼ必須であること、さらにこれが長くなりがちだということを知ります。
私の病院では、最も短いケースで産前1週間前から、長いケースだと2ヵ月以上になる場合もあるとのこと。
日中は夫にもなついている長女でしたが、夜だけはお母さんモードになってしまい、夫が寝かしつけようとしても、私が来るまで呼吸困難になるほど泣き叫ぶ日々。
そんな状態で管理入院が始まったら…
娘には間違いなく大きなストレスをかけてしまう。
慣れないワンオペ育児に、夫も疲弊すること間違いなし。
私が入院するまでに、なんとかこの状況を変える必要があったのです。
双子妊娠で、2週間は母不在…!夫の寝かしつけに向けた道のり
双子妊娠が判明し、出産までの約半年間。
夫でも寝かしつけができるよう、「お父さんと寝よう!」プロジェクトが始まりました。
①夫一人での寝かしつけに挑戦
まずは、夫一人での寝かしつけに挑戦。
外でたくさん遊んだ日や、早めにお昼寝をして夜の眠さがMAXな日を選んで決行しました。
私が普段やっているルーティン(歯磨き→寝室で絵本→消灯)を伝えたうえで、夫のやりやすいように寝かしつけてもらうことに。
母はその間、お風呂に入ったり、別室で気配を消しておきます。
最初こそおとなしく絵本を読んだりしていた娘ですが、いざ電気を寝る態勢に入って電気を消そうとすると、やはりお母さんモードに…
寝室のドアをバンバンたたきながら、「おかあさーーーーーーん!!!!!」と泣き叫ぶ声がお風呂場まで聞こえてくるほど。
最初こそグッとこらえて夫に任せますが、そのうち夫も限界に…
涙で顔をぐちゃぐちゃにした娘と、疲れきった表情の夫がお風呂場まで迎えにきます。
何度か繰り返してみたら少しずつ慣れてくれるのでは?と、その後も眠そうな日を狙って何度かチャレンジしましたが、やはり結果は同じ。
二人の様子に私もいたたまれなくなり、次なる方法を模索することになります。
②3人で寝る習慣づけ
元々、寝るときはお母さんと二人きり、という環境が当たり前だった娘。
そもそも、「眠りにつくときにお父さんがいる」ということ自体に慣れていないのが原因では…?と考え、まずは3人での添い寝に慣れることから始めることに。
最初は、3人で横になることに少し不思議そうな様子でしたが、さすがに泣いたりすることはなく、いつものとおり眠りにつくことができました。
そこから、夫が仕事で難しい日を除いては、できる限り3人で寝ることにしました。
たまに、「お父さんばいばーい」と言って母と二人きりになりたがる日もありましたが、そんな日も夫はめげずに「お父さんとも一緒に寝る」ことを優先してくれました。
とはいえ、絵本や消灯前後の声掛けなど、寝かしつけの主体はやはり私。
娘は消灯すると私の方にすりよってくるので、夫は隣の布団で横になっているだけでした。
夫も絵本を読もうと何度も挑戦してくれましたが、そのたびに「おかあさんがよむの!!」と娘に怒られ撃沈…
さて、ここからどうやって夫のみの寝かしつけに切り替えるべきか…と悩んでいたとき、その日は突然やってきたのです。
③その日は突然訪れた。夫が寝かしつけに成功した方法とは…?!
出産まで2ヵ月を切ったある日。
どうも身体の調子が良くないな…と思っていたら、妊娠8ヵ月にしてコロナに感染!
そのときの様子も詳しく記事にしています。
朝、娘を保育園に送ってから病院で検査をすると、コロナ陽性が判明。
体調はすこぶる悪く、病院から帰ってきてからは全く動けなくなってしまいました。
これでは娘の帰宅後の相手もできないし、できることなら感染させたくない…
今日はできるだけ離れて過ごしたい…
ということで、娘が保育園から帰ってくる夕方以降、私は別室(普段使っていない部屋)から一歩も出ず、「お母さんは今日は病院に行っていて、家にいない」という設定に。
この日は夫が在宅勤務で仕事も落ち着いていたので、全面的に協力してもらいました。
娘のお迎えまでに、何かあった場合の対応について打ち合わせ。
特に不安だった寝かしつけも含めて、以下のようにルールを決めました。
①明かり漏れを防ぐため、隔離部屋の電気はつけない。
照明が必要な場合は手元ランプを使用。
②娘には夫から「お母さんは病院に行っていて、今は家にいない」と伝えてもらう。
(2歳1ヵ月でどこまで理解していたかわかりませんが、目を見てしっかり伝えることだけはやってもらいました。)
③夫からのヘルプ要請があるまでは、隔離部屋から出ない。
(トイレに行きたくなったら夫にLINEで連絡し、娘を別室に連れていってもらう。)
④寝かしつけ時など、どうしても私が気になってしまった場合は夫にLINEで連絡。
ヘルプが必要かどうかを確認し、必要な場合のみ手を貸す。
⑤万が一「病院」の設定を解いて寝かしつけをヘルプする場合は、玄関のドアを開ける音を立てるなど、「今、外から帰ってきた」雰囲気を演出する。
夕方、保育園から帰ってきた二人の声を聞きながら、息をひそめて横になる私。
そこからお風呂→晩ごはんのルーティンですが、ここまでは夫一人でも大丈夫なことは経験上わかっていました。
問題はそのあとの寝かしつけ…
20時前になり、娘も眠くなってくるころ。
大丈夫かな、これからお母さんモードになってしまうかしらと心配していた矢先…
「おとうさーん!ねるよー!」
無邪気な娘の声が聞こえてきたのです。
寝室は、私がいた隔離部屋から廊下を挟んで真ん前。
娘が泣けば必ず聞こえる距離ですが、その夜娘の泣き声が聞こえることはありませんでした。
設置していたベビーモニターで様子をみていても、夫と一緒にすんなり寝ていた様子。
寝かしつけが終わったあと少しだけ夫と合流し、寝たときの様子を聞いてみると…
「何度か『おかあさんは?』と聞いていたけど、『お母さんは今日は病院だよ』と伝えたら静かに寝ていった」
なんと!!!
我が家での夫の寝かしつけ成功の秘訣は、「母が不在であること」でした。
あっけない結末に少し拍子抜けしたものの、出産時の管理入院に対する不安も少し解消されました。
ポイントはずばり、母が家から完全に気配を消すこと。
晩ごはんまでは一緒だったのに、寝かしつけのタイミングで急にいなくなる…ということではなく、「そもそも最初からいない」という状況を作り出すことが必要だったのです。
この翌日は夕方から一緒に過ごしたあと、夫に寝かしつけを頼んでみましたが、やはり家に母がいるという状況では成功せず。
さらにその翌日以降、2日連続でまた「病院作戦」を決行してみると成功しました。
少しずつ、夫と二人で寝ることに慣れてきた娘。
2日間の病院作戦のあと、今度は母在宅の状態でもう一度夫が寝かしつけしてみると…
少し時間はかかったものの、なんとか眠りにつくことができたのです!
結論:成功するかは子ども次第。でも試してみる価値はあり
たまたま訪れたコロナがきっかけで、夫の寝かしつけで寝られるようになった娘。
もう少し低月齢のころから夫と寝る習慣をつけていれば…と後悔したこともありました。
ですが、この方法が成功した当時、娘は2歳1ヵ月。
言葉や状況の理解が少しずつできるようになっていたため、ある意味ではその点をうまく利用できたのかもしれません。
誰にでも成功する寝かしつけ方法というものはありません。
お子さんの年齢や性格、状況によって左右されるものだと思います。
ですが、今までいろいろな方法を試してみても「やっぱりママがいい~」となってしまっているようであれば、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか?
我が家のように、籠れる部屋がある場合は活用できますし、ご実家が近い場合は泊めてもらうのもいいですね。
リフレッシュがてら、思い切ってママだけ近所のホテルに泊まってしまうのもありかと!
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普段、家事に育児になかなか自分時間が取れないママたち。
一晩自由時間ができたら何をしようかな~♪なんて、想像するだけでも幸せですよね^^
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を読んでくださったみなさんが、寝かしつけのストレスを少しでも楽にできることをお祈りしております☆
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