ファミサポの登録は産前がおすすめ!利用開始までの手順の例をご紹介

育児
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【この記事は、こんなあなたのために書いています】
・ファミサポは使ったことがないけれど、興味がある
・ファミサポの登録方法、利用までの流れや期間について知りたい
・ファミサポを実際に利用した人の感想が聞きたい

こんにちは!2022年生まれの長女を育てながら、双子妊娠中のママライター、れいです。

この記事をご覧になっているあなたは、ファミサポに興味があり、登録を検討されているのではないでしょうか。

れい
れい

私は、第一子の長女の子育てではファミサポを利用していなかったのですが、第二子・第三子の双子を妊娠したことを機に登録し、利用を始めました。

この記事では、私が京都市でファミサポに登録・利用した経験をもとに、登録方法の流れやかかった期間、実際に利用してみてどうだったかをご紹介していきます。

ファミサポの登録方法や支援の内容、料金等は、自治体により異なります。
あくまで一例としてお読みいただき、登録・利用にあたってはお住いの自治体の案内を必ずご確認くださいね!

ファミリーサポート事業(通称:ファミサポ)とは?

子育て支援制作として全国的に実施されているファミサポ。
名前はよく聞くけれど、一体どのような事業なのでしょうか?

ファミサポの概要

ファミリーサポート事業(通称:ファミサポ)とは、子育ての援助を受けたい人(「依頼会員」)と、子育ての援助をしたい人(「提供会員」)とがマッチングを受け、地域内で子育てを助け合っていく活動です。

厚生労働省の指針のもと、各自治体が主体となって事業を運営しています。

登録方法や支援の内容、利用条件、料金などの詳細については、各自治体により異なります。

どんなサポートが受けられる?

一例として、以下のようなサポートが受けられます。

子どもの預かり
(主に提供会員の自宅にて。条件によっては依頼会員の自宅で対応可能な場合も。)
・保育所・学校の開始前や終了後
・学校の長期休暇
・保護者等の病気や急用等の場合
・保護者が買い物等で外出するとき など

子どもの送迎
・保育施設までの送迎
・子どもの習い事への送迎 など

利用対象者は?

利用対象者は自治体により異なりますが、利用を開始できる月齢については、「妊娠中から(切迫早産などの場合の家事援助)」「生後43日以降」「生後6ヵ月以降」など、自治体によって幅があるようです。

上限は、小学校6年生までとする自治体が多いようです。

利用料金は?

基本料金は1時間700~800円程度で設定されている自治体が多いです。
早朝(例:7時以前)や夜間(例:19時以降)、土日祝などは、割増料金で900~1000円程度の設定となる場合が多いようです。

ファミサポの利用には時間がかかる…?!

いざ、ファミサポを利用したい!と思っても、すぐに利用を開始できるわけではありません。

ここでは例として、私が京都市でファミサポを登録し、利用を開始するまでの流れとかかった日数をご紹介します。

ファミサポの登録手順(例:京都市)
1.登録説明会を予約
2.書類作成
3.登録説明会に参加
4.提供会員の紹介依頼(依頼会員→センター)
5.提供会員のマッチング・紹介(センター→依頼会員)
6.提供会員との事前打ち合わせ日程調整
7.事前打ち合わせ
8.活動の日程調整、センターへ事前連絡
9.活動開始

ファミサポの登録手順(例:京都市)

1.登録説明会を予約

自治体のウェブサイト等で説明会の日程を確認し、ファミリーサポートセンターに電話して参加の予約をします。
京都市の場合、月に4回程度、各区の児童館などで持ち回りで開催されていました。

こういった対面での登録説明会については、自治体によって実施の有無が異なるようです。

実施される自治体の場合、所要時間は30分~1時間程度。当日に必要書類を持参します。
実施されない自治体の場合、郵送等での書類のやり取りのみとなります。

2.書類作成

説明会に予約したら、京都市の場合は事前に郵送で書類が送られてきます。
(直前の予約となった場合は、当日会場で手渡されるようです。)

ここに同封されている申請書を、当日までに記入しておきます。
その他、身分証明証のコピーや証明写真等が求められるので、それらも準備しておきます。

3.登録説明会に参加

対面での説明会が開催される場合は参加します。

私が参加した説明会には、10組程度が参加されていました。
土曜日開催だったため、ご夫婦+子連れで来られている方も多かったです。

説明会では、スライド資料と事前に受け取っていたパンフレットを基に、制度の概要や利用方法などの説明を受けたあと、実際に「提供会員」として長年活躍されている方のお話を伺う機会がありました。

提供会員さんのお話では、普段どのような気持ちで援助を提供しているか、実例をもとにした具体的な活動内容の紹介や、利用の際に気を付けてほしいことなど、実際に活動されている方の目線でのお話を聞くことができ、とても参考になりました。

ひと通りの説明が終わったあと、書類を提出して帰宅しました。

この段階ではまだ登録完了しておらず、1週間後の会員証の受け取り(郵送)をもって登録が完了しました。

4.提供会員の紹介依頼(依頼会員→センター)

説明会から1週間後、会員証を受け取ったら、提供会員の紹介を受けることができます。
改めてセンターへ電話連絡し、以下の内容を伝えます。

・希望する援助内容
・援助が必要な時間帯、曜日(決まっている範囲で)
・提供会員を自宅に呼ぶ場合、駐車場や駐輪場の提供は可能か
など

上記の内容をもとに、条件に合った提供会員を探していただきます。

5.提供会員の紹介(センター→依頼会員)

条件に合った方が見つかったら、センターから電話連絡が入ります。
もし提供会員の方から何か質問事項がある場合は、正式な紹介前に問い合わせが入ります。

我が家の場合、1週間程度でマッチングすることができましたが、どの自治体でも提供会員の人数の方が圧倒的に不足している現状で、必ずしも条件に合った方が見つかるとは限りません。

6.提供会員との事前打ち合わせ日時・場所調整

条件に合う提供会員の方が見つかったら、その方のお名前、電話番号が開示されます。

マッチングから数日以内に、紹介を受けた提供会員の方へ電話連絡をし、事前打ち合わせの日程・場所を調整します。

京都市では、打ち合わせの場所は、主に支援を実施する場所(提供会員または依頼会員の自宅)で行うこととされていました。
我が家の場合、援助内容としては「保育園への送迎」をメインで考えていたので、自宅に来ていただくことになりました。

7.事前打ち合わせ

提供会員の方と、対面での事前打ち合わせを行います。
ここで初めての顔合わせとなります。

事前打ち合わせでは、以下のような内容をすり合わせます。

・希望する活動内容
・活動時間・曜日(定期/不定期)
・子どもの送迎を依頼する場合、移動手段(徒歩/公共交通機関など)
・活動中に注意してほしいポイント
・今後の連絡手段(LINE交換など)

8.活動の日程調整、センターへ事前連絡

事前打ち合わせでお互いの合意が得られれば、ようやく活動日の調整となります。

我が家の場合、事前打ち合わせの最後にお互いの合意を確認し、その場で初回活動日時を調整しました。

どちらかに懸念事項がある場合などはお互いに一旦持ち帰り、後日センターを通してマッチング可否が通知される場合もあります。
その際は、活動日の調整も後日改めて実施することになります。

活動日が決まったら、保険等の手続きのため、活動前日までにセンターへ連絡します。
活動日の連絡は、初回だけでなく以降の活動でも毎回行います。

9.活動開始

お疲れさまでした!ようやく活動開始です!

ファミサポに登録してみて感じたこと

この記事では京都市のファミサポ登録手続きを例にご紹介しました。

ざっくり調べてみたところ、どの自治体でも似たような手続き手順となっています。
(対面での登録説明会の有無は、自治体により異なる印象でした。)

ここまで読んでいただいたらわかるとおり、ファミサポの利用開始までにはかなりの手間と時間がかかります。

我が家の場合、説明会予約から初回活動日まで、できるだけブランクなく急いで手続きを進めましたが、それでも約1ヵ月かかりました。

今回は年末年始を挟んだため、1週間ほど動きが止まっていたという事情もありますが、登録から利用開始まで、少なくとも3週間程度は見ておいた方がよさそうです。

利用したい!と思ってから手続きまで時間がかかること、またこれらの手続きを小さい子どものお世話をしながら進めることは、時間的にも精神的にもかなり大変なことだと感じました。

もし今妊娠中で、少しでもファミサポに興味のある方は、今のうちに調べたり手続きを進めておくことをお勧めします!

もうすでに出産されている方は、自分ひとりですべてこなそうとせず、パートナーも巻き込んで手続きを進められるといいですね^^

この記事を読んでくださった皆さんが、スムーズにファミサポを利用できることをお祈りしております!

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